夏の思い出inホール | カルデラ

夏の思い出inホール

夏もそろそろ終わりですね。


と書いている本日(8/30金 ※時間指定投下)、クソ暑さがぶり返しておりますが
みなさまいかがおすごしでしょうか
ホールで剣の舞のリズムでサンドに札投下している頃でしょうか

夏といえば

昔、冷房が異常なほど効いているパチ屋がありました。

駅構内から直結しているという好立地にもかかわらず
繁華街側と逆側なので、いつも閑散としていた某ホール

デパートなどで、
入り口だけ強風+冷風で「あっすずしい」と思わせて
中に入るとそこまでではない、ということがありますが

そのホールは、そのデパートの入り口付近の強風+冷風が
室内奥深く入ってもず~~~~~~~っと続いている
というような、経費削減?上等!なお店でした。

なので
暑い中そのホールに出向いて、
「ああ~涼しい」
と言っていられるのはせいぜい5分。
10分、30分、1時間と経過するにつれて低下する表面体温
そんな店で間違ってつかんでしまった時には
ブン回したい気持ちと裏腹に
40分に1度は一旦外に出て体を温めないと
コイン投入すら怪しくなるほど震える手つき

という、冷房を通り越した冷気あふれるお店でありました。


理由はわかっています。

スロフロアで働いていた巨デブ店員
無駄に態度のでかい、ちょっと俺イケメンと勘違いした髪型をしていたあの店員
あいつです。あいつがきっと自分基準で冷房温度下げてやがったのでしょう。

冷房に強い私ですが
あとにもさきにも、真夏に、寒さゆえに打つのをギブッたのはあの店だけでした。

ちなみにその巨デブ店員
普段愛想がないので、言葉をかわしたことはほとんどなかったのですが
一度だけ、4号機鬼浜を打っているときにレバーの調子が悪くなって
その巨デブ店員に直してもらったことがあります。

ガムテープで直していました。

台のことはよくわからないのですが、銀座アビリットの台なので
そういうクラフト仕様なつくりなのかもしれない

と不安にかられる私を前にしつつ、ガムテ片手にパタンと筐体を閉めて巨デブが一言


「応急処置ですのでそっと殴ってください」


あとにも先にも、店員から「台を殴れ」と言われたのはあの店だけでした。



まあ、店つぶれますよね、そりゃ。



そんな風に今は亡きあの店をなつかしみつつ、夏の過ぎ去る様を見送るのでした。





あーあっついあっつい早く来いよ秋!